河出書房新社が小説ジャンルにおける「新人の登竜門」と位置づけ設立した文学賞で年一回発表されている。受賞作は『
文藝』に掲載され単行本としても刊行される。締め切り3月末日。
第11(1974) 小沢冬雄 「鬼のいる杜で」
第12(1975) 阿嘉誠一郎 「世の中や」
第13(1976) 外岡秀俊 「
北帰行」
第14(1977) 星野光徳 「おれたちの熱い季節」、松崎陽平 「狂いだすのは三月」
第15(1978) 黒田宏治郎 「鳥たちの闇のみち」佳作 小林景子 「回帰点」
第16(1979) 冥王まさ子 「ある女のクリンプス」、宮内勝典 「南風」
第17(1980) 青山健司 「囚人のうた」、田中康夫 「なんとなく、クリスタル」、中平まみ 「ストレイ・シープ」
第18(1981) 堀田あけみ 「1980アイコ十六歳」、ふくださち 「百色メガネ」、山本三鈴 「みのむし」
第19(1982) 柳川春町 「日曜日には愛の胡瓜を」
第20(1983) 若一光司 「海に夜を重ねて」、山本昌代(東斎屋金魚から改名) 「応為坦坦録」
第21(1984) 平中悠一 「She's rain」、渥美饒兒 「ミッドナイト・ホモサピエンス」
第22(1985) 山田詠美 「
ベッドタイムアイズ」
第23(1986) 岡本澄子 「零れた言葉」、佳作 梅田香子 「勝利投手」
第24(1987) 笹山久三 「四万十川 あつよしの夏」、佳作 久間十義 「マネーゲーム」
第25(1988) 長野まゆみ 「少年アリス」、飯嶋和一 「汝ふたたび故郷へ帰れず」
第26(1989) 比留間久夫 「YES・YES・YES」、 結城真子 「ハッピーハウス」
第27(1990) 芦原すなお 「青春デンデケデケデケ」(直木賞)
第28(1991) 川本俊二 「Rose」、吉野光 「撃壌歌」
第29(1992) 三浦恵 「音符」、佳作 真木健一 「白い血」
第30(1993) 受賞作なし、佳作 大石圭 「履き忘れたもう片方の靴」、小竹陽一朗 「DMAC」
第31(1994) 雨森零 「首飾り」
第32(1995) 伊藤たかみ「
助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」、優秀作 池内広明 「ノックする人びと」、金真須美 「メソッド」
第33(1996) 受賞作なし、優秀作 大鋸一正 「フレア」、佐藤亜有子 「ボディ・レンタル」
第34(1997) 鈴木清剛 「ラジオデイズ」、星野智幸 「最後の吐息」
第35(1998) 鹿島田真希 「二匹」
第36(1999) 濱田順子 「Tiny,tiny」
第37(2000) 黒田晶 「メイドインジャパン」、優秀作 佐藤智加 「肉触」
第38(2001) 綿矢りさ 「インストール」
第39(2002) 中村航 「リレキショ」、岡田智彦 「キッズ アー オールライト」
第40(2003) 羽田圭介 「黒冷水」、生田紗代 「オアシス」、伏見憲明 「魔女の息子」
第41(2004) 白岩玄 「野ブタ。をプロデュース」、山崎ナオコーラ 「人のセックスを笑うな」
第42(2005) 青山七恵 「窓の灯」、三並夏 「平成マシンガンズ」(最年少受賞)
第43(2006) 荻世いをら 「
公園」、中山咲 「ヘンリエッタ」
第44(2007) 磯﨑憲一郎 「肝心の子供」、丹下健太 「青色讃歌」
第45(2008) 喜多ふあり 「けちゃっぷ」、安戸悠太 「おひるのたびにさようなら」
第46(2009) 大森兄弟 「犬はいつも足元にいて」、藤代泉 「ボーダー & レス」