ちょうどこの作品を読んでいた昨日(2010年5月23日)、読売新聞に島本さんのインタビュー記事が出ていた。その偶然に少しうれしくなる。写真では清楚で素敵なお嬢さんって感じの方だ。
「シルエット」を書いたのは高校三年生(18歳)の時だったから、今年で10年目に・・・
僕が高校生の時なんて、適当に勉強して、なんとなく遊んで、それなりに葛藤したけど、創造なんて全くできなかった。金原さん、綿矢さん、島本さんはみな女子高生でこれだけの作品を出してしまった。
すごいことだ。
この作品を読んだ時には涙が止まらず、いまでもベッドに置いてある、
そんな女子中学生読者の感想が新聞に紹介されていた。感受性豊かな時期に読めばそういう幸せを得られるんだろう。
もはや心が枯れつつあるおっさんの私には恋愛のせつなさを共感する矢は届かなかった、
とても不幸なことだ。
手を抜かずに書き連ねたひたむきな描写に魅かれるものはあった。
シルエット (講談社文庫)
