文學界2010年7月号の「身重で身軽 」という作品がおもしろかったので、この作者の作品を読んでみることにした。同書に収載されている他の作品も含めて、すべておもしろい。
どこにでもいそうな平凡な女性。素直でない陰気ないじけた女性。こんな女性は女性からみたらつまらないのだろうか?
男性からみたら平凡な(平凡そうに見える)人の正直な考えこそ最も興味がある。
あえて自分のことを語っているような作者だが、創作であれば天才だし、個人の暴露なら愛おしい人だ。
同書籍に収載されている「タンポポと流星」は秀作で個人的にはこちらの方が気にいった。
しょっぱいドライブ (文春文庫 (た58-2))
